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□ 繊維にも紫外線をカットする性質はあるの――？ もともと、布地にはかなりの量の紫外線カットの性質が備わっています。 ポリエステルやウールは、特殊な加工をしなくても、有害なUV-Ｂを９０％以上もカットする特性があります。 紫外線対策に最も効果的な素材は「ポリエステル」です。 ポリエステルは紫外線を吸収する作用があるので、紫外線対策としては非常に良い素材です。 ですが、通気性が悪いため、夏素材としてはあまり適さないようです。 逆に夏によく着るTシャツなどの「綿素材」は紫外線を透しやすいので紫外線対策には不向きといえます。 ただポリエステルと綿の「混紡素材」は紫外線を透しにくいことがわかっています。 ◇ 繊維へのUVカット加工方法は――？ ①練り込みタイプ ＝紫外線を吸収し熱線を反射するセラミック粒子をポリエステル繊維に練り込んだ 「UVカット素材」を使用したものです。 紫外線をカットし、帽子（被服）内を外気温より下げ涼感をもたらす効果があり、その効果は半永久的と いわれています。 生地を織り上げる前に、糸に直接『ＵＶカット加工』をするので、コーティングでの生地加工よりも落ちにくく、 繰り返し洗濯してもUVカット効果は殆ど変わらないそうです。 ②コーティングタイプ ＝ 製品になったものに後加工として、紫外線を吸収したり反射したりするコーティング剤を 繊維の表面に吹き付けて、紫外線を防止するようにしてある生地です。 繰り返しの洗濯により少しずつUVカット効果は薄れるようです。 ◇ 紫外線対策が必要な訳は――？ オゾン層の破壊が促進されて、地上に入り込む紫外線の量が増加し、健康への影響が深刻な問題になって きています。 紫外線は皮膚のメラニン色素の生成を助長し、皮膚を黒化させ、さらには皮膚がんの危険性まで指摘されています。 それらから身を守るために、現在は「ＵＶ加工」が施されたいろいろな商品が多数販売されています。 ◇ 紫外線を通しやすい生地と色は――？ 生地の厚さ、織り方などで違ってくるので単純に比較できませんが、一般的にポリエステルやウールは、 特殊な加工をしなくてもUVを９０％以上カットします。 一方、綿やナイロン、レーヨンの紫外線透過率は高く、同じ素材の場合、生地が厚く、色が濃い方が 紫外線をよりカットできます。 UV加工を施してない場合、白等の淡色は紫外線を通しやすいので、ご注意！ ◇ ＵＶ加工されていれば、どんな色もＯＫなの――？ 昔から、夏といえば「白」というイメージがありますね。 確かに夏はTシャツ等、見た目にもさわやかな白を着る機会が多くなると思います。 淡い色は濃い色に比べて、紫外線を透しやすいのです。 紫外線対策を目的とするのであれば、紫外線透過率が低い黒色などの濃い色が良いといえます。 しかし―― ☆☆ 「UV加工」されていれば、色に関係なく９９%以上紫外線をカットできるといいます。 ＵＶ加工の帽子ならどんな色の帽子でも大丈夫☆ 夏は特に「UV加工表示」を確かめたうえで、UVカット効果の高い帽子や衣類を選びましょう。 ☆帽子＝安心のUV加工機能付きで、色々なカラーのオシャレをお楽しみください☆ |
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◇質問① > ＵＶカットの方法に 生地に薬品処理をする、繊維にチタン等の遮断物を混ぜ込むなどを耳にしますが、 Tｏｍｉｙａさんの生地はどちらですか？ ◇UVカット加工生地＝「練り込みタイプ」・「コーティングタイプ」＝どちらの生地も使用しています。 当店は、生地メーカーが厳選した「上質の生地」を購入・使用いたしております。 ただし、当店使用の生地全てがUVカット生地という訳ではございません。 -------------------------------------------------------- ◇質問② > ＵＶ加工処理をしていない生地の場合、「ポリエステル、綿、麻、絹」では、また、色によって、 どのように紫外線に効果がみられるのか、おしえてください。 ◇一般的には、濃色のものよりも淡色のもの方が、生地の厚いものよりも薄いものの方が、紫外線を 通しやすいといわれています。 また、織密度の少ない生地なども、紫外線を通しやすいといわれています。 ◇ポリエステルやウールは、特殊な加工をしなくてもUV-Ｂを９割以上カットします。 ◇ナイロンや綿、麻、絹、レーヨンの紫外線透過率は高く、同じ素材の場合、生地が厚く色が濃い方が 紫外線をカットできます。 ◇UV加工されていれば、色・素材に関係なく９９％以上紫外線をカットしますので、安心して お好きな色や素材をお選び下さい。 -------------------------------------------------------- ◇質問③ > ＵＶ加工の生地で作った帽子を、繰り返し洗濯して色落ちした場合などＵＶカットの効果はどうなるの？ ◇練り込みタイプの生地の場合は、洗濯しても（色落ちしても）、UVカット効果は殆ど変わらないそうです。 安心してお洗濯してください。 ◇コーティングタイプの場合は、繰り返しの洗濯により、徐々に効果は薄れるようです。 -------------------------------------------------------- ◇質問④ > 曇り空でも帽子をかぶっていた方がいい？ ◇曇りの時でも紫外線は地上に降り注いでいます。 紫外線は水分を透過します。 雲＝水分、空気中の水蒸気が集まってできているものなので透過します。 雲ひとつない晴天時に届く紫外線量を100％とした場合、薄曇りの場合は50～80％、 雨雲など厚い雲がかかっている時でも20～30％の紫外線が地表に届いているのです。 今日はくもりだから大丈夫☆―― などと油断せずに、帽子はかぶっていた方が安心ですね。 --------------------------------------------------------
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